CMYK分解をPhotoshopを用いずとも、ドラック&ドロップで簡単に可能にするだけでなく、それぞれのスタジオが持つカラーリングに合わせてトライ&エラーが可能なソフトウェアが完成! やりぃ!

akinobu oda

riso tips

2020.05.17

リソグラフのカラー印刷のチェッカーとして最適なソフトウェアがついに完成!

リソグラフを何度か使った方なら、この印刷機を丁寧に操作/エディットすれば、かなり美しいカラー印刷も可能だということをご存知のはず。エディット次第で、「原色パーン!」「100%のカラーパーン!」じゃなくて、美しいグラデーションや、極彩色のカラーリングもお手の物。でも、実はそこにたどり着くまでに、かなりのトライ&エラーを行わなくちゃならないのが、この機械の難しいところ。Photoshop等の画像修正ツールを使って、それぞれの版の濃度を変えたりして作っても、それぞれのスタジオが持ってるカラーによって、なかなか思うようなカラー印刷ができない、はず。

そんなお悩みのリソグラファーに吉報! 当方hand saw press Kyotoの近所に住むJasper Stephenson 氏が制作してくれたソフトウェア「CMYK Tester」を用いれば、CMYK画像それぞれの濃度を思いのままにイジれるだけでなく、それぞれのカラーを「スタジオが持っているリソグラフのドラムカラー」に当てはめて、チェックできるというもの。加え、それぞれのエディットしたファイルを高解像度で出力できる、という優れもの。

「えー、何、そんなのすごいの?」と思ってるアナタにあなた、ちょいとこちらを。リソグラフのFacebookで紹介したところ、たった1日で絶賛の嵐が(嘘)。でも本当に、結構、皆、待っていたんですよ、こういうソフトウェアを。正直、リソグラフ印刷に興味のない方には厳しいかな……でも、そういうソフトなんです! コレは!

まずは、一度、お試しください。こちらの使用法に関しては、また追って取扱説明を作らせていただきますが、まずはチェックをば。

https://www.jasperstephenson.com/cmyk-tester/